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NYに梅雨というものがあるのか分からないけど、このところの天気は日本の６月と同じで、今なら金のワッカを頭に填められた孫悟空の気持ちが分かりそうな気がする。わたしの居る場所がお釈迦様の掌なら、下に落ちてみたい。蓮の花が満開の池の、一番でっかい花に突っ込んで一寸法師みたいにして漕いで池を渡る。陸地に上がったら良い事がありそうな気がして。月曜日がまた始まった。

それでも週末は色々な人たちに逢って踊って喋って食べた。金曜日は、友達のグループショーのミーティングに付き添ってアストリアのバーに行った。後半の事はちょっとしか覚えていないけど、家に帰る途中に無性にお腹がすいてポテトチップスとスナップルズを買って帰り夜中に間食する事への罪の意識をどこかに追いやった。

一日遅れで戻ってきた罪の意識を払拭するため土曜日は朝からヨガに行った。夜、またアストリアへ向かった。友人の誕生日がビアガーデンで行われ、ぴゅーぴゅーと風が吹くなか外でビールを呑んだ。グロウスティックとHappy Birthdayと書かれた眼鏡を装着したグループはあのビアガーデンで人々の目にどんな風に映ったのかな。Forbidden Zoneは今回も狂っていた。Hey, panda is fishing in the bathroom.

日曜日は、船でクルージング。でもライブがメイン。World/inferno Friendship Societyのライブが船で行われた。このライブはいつ体験しても凄い。今回は特にドラマティック且つエキセントリックで、風で船が揺れているのか、キッズが暴れて揺れているのか、勿論キッズが暴れているからなのは一目瞭然だった。甲板でタバコを吸っている若い子の会話に耳を峙てると、高校生の青春を垣間みた気がした。スピーカーの側に居たので左耳がまだきんきんする。

Advilのんで作業を始めよう。