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土曜日、corner bistro でハンバーガーを食べた。x-roommatesが集うブランチは久しぶりでやっぱり落ち着く。でももうここで3人が集まってブランチする事は暫くないだろう。Tさん、無事日本に着いたかな。

日曜日、yoga, etc... it was one of the hardest class i ever took...



読了メモ

ツ、イ、ラ、ク、/姫野カオルコ
普段生活するなかで人と接する時は、その人の考えている事等をなぞるように読む事はできない。視覚から、聴覚から、触覚から、味覚から伝達される情報によってその人を理解しているつもりになっているかもしれないけど、結局のところその人の感じている事や思っている事は本人にしか分からないのだ。恋愛小説の楽しみの一つは文字を追う事で其れを知り得る、人物の内側へ入ってゆけるという事だと思う。話の展開はドラマティックであればある程良い。現実を馬鹿にしているくらいフィクションな方がオモシロイ。

浮つく読後感に左右されながら果たして自分は自身の感情を理解しているのかな、と疑問に思った。暫く考えて、止めた。わたしは単純なことを複雑にしてしまう癖があるのだと再確認しただけだった。


ドールハウス姫野カオルコ

ちょっと重かった。いや、かなり重かった。主人公の女の人が。。。しつけ、しつけ、と父親に厳しく育てられ、母親は常に愚痴をこぼす家庭に育てられた29歳の女の人。彼女にとっては其れが日常なのだけれど、傍から見ると堅すぎてアソビがない。余裕がない。読んでいて辛くなった。その彼女が初めて男の人とつきあうのだけれど。。。好みは有ると思うけど、話としては「?」。著者のあとがきで、彼女の未熟さと彼の未熟さを強調していたけれど、どうなんだろう、20代の後半なんてぜんぜん大人じゃない。未熟だと思う。そこが生きてて面白いと思うんだけどなぁ。ん?でも大人の定義って何だ?