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恋は精神的に良くない。その点、愛は精神にも身体にも良い影響を及ぼすんではないかと思ったりしますが、どうでしょうか。仕事が結構ゆるゆるなので、普段考えないことを考えてしまいます。それはさておき、良い機会なので恋愛についての考えを少し記してみようと思います。

恋と愛の特徴的な違いはなんだろうかと考える時、恋は相手から自分の喜びに値するものを貰おうと必死にまたは悶々となることであり、愛は相手に相手の喜びに値するものを与えようと行動または意思することであり、それがひいては自分自身への喜びへも繋がるんだと思うんです。

恋というのはだから、エゴの固まりではないだろうかと思うんです。それ自身は自分を魅力的に見せようと努力したりするようになるので、それはそれでとても素敵なことだと思うのですが、結局自分が望んでいるのは相手から喜びを与えられることで、それを期待しているのであり、上手いこと望んだ結果が得られないと裏切られたと感じてしまいます。この場合はかなり悲惨です。精神的に良くない。

一方、愛は、自分と相手の間に期待や裏切りが発生しない。何かを諦めているかのような言葉の響きにも聞こえますが、そうではなくて、期待や裏切りとは無縁の、若しくは期待や裏切りという言葉が愛においては別の発展的な言葉に変わるのかもしれません。今はどんな言葉が当てはまるのか思いつかないけど。

一番厄介であろうと予想されるのが、恋の段階を経てからの期待や裏切りではないかと思われます。どこで恋の段階を終えて愛に変わったかなんて明確には分からないだろうけど、まぁ取りあえず恋は抜け出して感情が愛に変わった後に出てくる期待や裏切り。それは勿論、相手に対する恋ごころから発生するものではなく、単なる欲が発生源。恋も愛も関係ない単なる欲。怖いね。美しくない。

世の中には地球に存在する人の数だけ、人間の種類があってどれも違う。自分と同じ人もいない。わたしは人と話したり、話を聞いたりするのが好きなのだけど、それは自分との違いを楽しみたいからなのだと思う。でも、基本的にはわたしと同じ考えを持っていたりして大した違いは感じないのだけど、それでもなにかしら違いを見つけてそこから学んだり共感を覚えたり、その人の背景である、わたしにとっては新しい風景を見る感覚が面白い。何が言いたいかっていうと、わたしの場合はそういう機会に出会った時、恋のほんの始まりを感じるのだね。

恋と愛ってのは「恋愛」という言葉でも示されているように、隣り合わせの、なんだか同じ種類の概念を持ち合わせている印象を与えますが、全く違うものだなぁ、なんて思ったのでありました。

というわけで、今夜ACTIVATEのパーティー皆さん来て下さいね。