にしのみさきまつり

怒濤の週末だったよ。行事が重なってあきらめんといかん事もあったけど (g. love and special source のライブに行きたかった) 、今年最初で最後のキャンプもできて盛りだくさんの週末でした。

木曜日、シモちゃんと中央公園の芝生の上で弁当を食べた。ちょっと先に髪の長い怪しいオナゴ二人。ひょうたんのでっかいやつを叩いたりしながらゴニョゴニョ歌っていた。アフリカの楽器かな。帰り際、市役所前の広場に立ち寄った。アジアマンスのイベントをやっとった。インドの露店で縦笛を購入した。シモちゃんが、この店のおっさんが、ちゃんと音が鳴るかどうか一つ一つ口をつけて演奏して確かめとるけん、間接キッスやね。と言っていたけど、百円やからおっさんとの間接キッスも許すことにした。あと、タイの露店でパッタイの材料購入。

市役所広場を出てエルガーラにある世界のお茶専門店ルピシアへ。200種類以上あるお茶の数々に圧倒されつつ、めずらしいフレーバーティーの匂いを嗅ぎ散らかす。お店の方に試飲を勧められ、これまたなんとも結構な御点前で。。。栗の緑茶が旨かったぁ。ホンモノの栗が入って香ばしい。シモちゃんにねだり、買ってもらう。

夜はタイ料理パーティーパッタイ、タイカリー、生春巻きを作りました。8人前くらい出来てしまって見るだけでお腹いっぱい。全部美味しかったけどココナツミルクが沢山入ったカレーは特に旨かった。

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金曜。昼からチャーさんは仕事の面接へ。上手くいくと言いなぁと思いつつ、腹が減っては戦はできぬという事で出前でうどんを注文。肝心のチャーさんはもう家を出てしまったけど、シモちゃんと成功を祈りつつうどんを啜る。この日シモちゃんはお仕事やったのでタモさんに挨拶せずして仕事場へと急いだ。

わたしはグズるアルマを寝かしつけ、キャンプの準備。にしのみさきまつりへ!

午後八時、ちょっとだけ迷いながら会場に到着。住宅地から少し入るとそこはもう森との境。町の夜景を望みつつ、テントを張る。今夜は誰もキャンプインの予定の人はいない。明日の夕方から本格的に始まるにしのみさきまつり。今夜は静かに自然の中で就寝。

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昨夜からしとしと続いた雨も何となくやみかけた朝方、会場管理者の方が草刈り。すんごい音で目覚めた。けどなんだかそれが心地よく、二度寝してしまったりして。ちょっとしてテントの方に挨拶に来て頂いて、まだ目覚めてない私はヘナチョコな挨拶をしてしまった。はずかしやぁ。

外に出てみるとまだ曇り空ではあるものの雨はもうやんで清々しい。さっそく火をおこすチャーさん。この人、火起こしで失敗した事が無い。ちゃちゃっと横領よく火を起こすの。素敵でしょ。そんな一連の火起こし作業をアルマさんとテントの中から眺めたりしてゆっくりと炎の音を聞く。

そうこうしているうちにラベルさんが登場。始めて会うけどとっても優しそうな方。このイベントのオーガナイザー。ラベルさんは準備を始め、どんどんイクイプメントを設置したりタープやテーブルを組み立てている。一緒に来たわんちゃん、めっちゃ可愛い。人なつこくて、初対面の私にお腹を見せてくれた。

そして山田先生登場。この方はジャンベの先生で福岡のクラブ keth flag でジャンベを教えている。山田先生とも初対面。(でも家がかなり近い!)そもそもこのにしのみさきのイベントを知ったのも、チャーさんがジャンベの催しに参加してそこでオーガナイザーのラベルさんに会ったから。

昨夜から私たちだけやったのが、なんだか活気づいてきた。スピーカーから音も出始めわくわく。

参加者の人たちが集まり始めて、キャンプファイヤーの炎も大きくなり始めてきた。私たちもテント際に作った火で食べ物を暖めたりして腹ごしらえ。スイートポテトをホイルで包んで焼き芋作ったらホントに旨かった!あとはソーセージ焼いたりsmore作って食べたり。smoreってのは、クッキーに溶けたマシュマロとチョコレートを挟んだお菓子。it's so good i want some more (→smore ) らしい。火に当てたマシュマロは焦げとったけど美味しかった。ホント、もうちょっと食べたい!って感じ。

日も暮れてじわじわ楽しい雰囲気に。。。受付を済ませたら手作りの名札を貰って首から下げる。そういう細かいところがなんかステッキー。手作りのかしわおにぎりや豚汁まであって。DJはポップハウス?みたいな感じがずっと続いていてみなさんチルな様子。チャーさんはガッツりしたやつで踊りたそう。アルマはなんだか人気者なご様子で可愛いお姉さんたちに抱っこされてご機嫌。一旦テントに戻ってゆっくりしているとジャンベレッスンのお誘い。これはあたしもやりたかったぁー。けどアルマを置き去りにはできず、っていうかジャンベを持ってないだけやけど、周りで見学していた。難しそうやったけどリズムに乗れたら楽しそう!皆で輪になって。笑顔で。いいなぁ。

ジャンベレッスンが終わり、10時過ぎ。アルマも少し熱があったので私たちは早めの就寝。ここからが面白いのにーって感じやけど、赤ちゃんがいるので無理は禁物です。テントまで届く音を楽しむ事にした。テントに戻って30分くらい経った頃?もっとかな?なんか凄いかっこいい音が流れてとる。うう、世が世ならこの音楽で踊りたい。DJは誰かな?と思っていたら、チャーさんが様子を見に行ってくれました。ラベルさんでした。うー、やっぱ選曲がかっこ良い。私はジャンルとか全然分からんけど、このプログレハウス?テクノ?みたいなのが好き。そしてもっと夜が深ぁーくなるにつれ、トランシーにサイケデリックになるのがいいパーティーの流れなのだよ。って自分の好みを再確認。そう、ラベルさんのDJはそんな楽しい夜の入り口を感じさせるDJでした。

だけどにしのみさきまつりの良いところは、普通のパーティーじゃ味わえない垣根を越えた色んな音のミックス。ラベルさんのDJの後はアコースティックギターの弾き語りあり、ピクルスさんのウクレレライブありで充実した内容でした。そうそう、そのピクルスさん(ほんとはなんとかピクルスさんなんやけど。。。失念)の歌が良かったのよ。高校生の時聴いていた small circle of friends を彷彿とさせるオサレな節回しとか、歌詞の世界も可愛くて。自転車に乗って風を切りたくなっちゃったわ。こんな夜中に。

そして気がついたら眠りの世界に。外は寒かったけど毛布にくるまれた身体は温かく、アルマの体温とチャーさんの体温も伝わって心地い睡眠。

明け方、さわやかなアンビエントが流れていてテントの中に流れ込む冷たい空気とちょうど良く交わっていました。でもまだ起きる勇気はなくてもう少し毛布のなかにいたい。隣りにいる二人の息づかいと、おなかの中のちっちゃな命を手のひらで感じ、もう一度眠りにつきました。

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日曜日、土曜日は母の手伝い。山奥の小屋にある焼き物の上り釜で窯焚き。金曜日から続くこの作業を、チャーさんが日曜の夜からヘルプ。その模様はフリッカーで。。。